コラム [ 2019.06.18 Released ]

バーチャルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペース、レンタルオフィスなどの違い

スタッフのふ~みんです。

普段は大阪梅田の駅前第4ビル9階にあるコワーキングスペース「Busico.(ビジコ)」でコミュニティコーディネーターをしています!

今日はそんな職場の紹介と、今働き方改革で注目を集めている様々なオフィス形態についてご紹介します。

近年日本にも多様な働き方が広まってきました。シェアオフィスやコワーキングスペース等を活用して働き方の多様化を目指したり、効率化を模索したりしている企業も多いのではないでしょうか。また個人事業主やフリーランスの方の仕事場所としても人気を集めています。しかしそういったオフィスを利用して何が得られるの?ということを明確にできている人は少ないかもしれません。

そこで、バーチャルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペース、レンタルオフィスの違いをお伝えし、どのような場合にどの施設を利用するのが適切なのか解説いたします。

バーチャルオフィス(住所のみ利用・低コスト)

バーチャルオフィスというのは、言葉の通りの仮想(=バーチャル)の事務所(=オフィス)で次のような特徴を持ち合わせています。

  • 法人登記・郵便物の送付先・名刺やWEBに記載するための住所が利用可能
  • 電話番号やFAX番号が利用可(多くの場合オプションサービス)
  • 多くのバーチャルオフィスで会議室を利用可能(有料・無料)
  • デスクなどの執務スペースの利用不可(条件付きで共有スペースが利用できるケース有)

バーチャルオフィスはメインとして「住所貸し」であり、電話転送や郵便転送、電話秘書代行サービスや貸し会議室等その他は運営会社によって独自に提供されるオプションサービスと捉えると良いでしょう。契約前に提供サービスの有無や登記利用の可否などについて確認を怠らぬよう注意が必要です。

また、バーチャルオフィスの運営場所は都心部や一等地に多い傾向があります。一人で借りるには金銭的に難しいようなエリアに住所を持つことができるのがバーチャルオフィスの大きな特徴です。

【こんな目的の人にぴったり】

■コストを抑えて一等地に住所を借りたい

■自宅の住所を公開したくない

■電話や郵便物はしっかり受け取りたい

■会員価格で会議室や商談室を利用したい

【デメリット】

▲コミュニティの形成や情報共有など、利用者同士の交流の場はない

▲バーチャルなので、お客様が利用住所に不意に訪れた時に会社としての機能がないことに驚かれる可能性がある

コワーキングスペース(自由に席が選べる・低コスト)

シェアオフィスと似ており、明確な線引きはありませんが、シェアオフィスがどちらかというと作業の場であるのに対し、コワーキングスペースは利用者同士が交流を図り、コミュニティを形成する傾向にあります。今まで日本ではコワーキングスペースは個人利用が多かったのに対し、今後は社外リソースとの協業やアントレプレナーシップの醸成を目指す大企業含め法人での利用が加速されそうです。

住所利用・登記可能なコワーキングスペースもあれば、住所利用はできないカフェよりのスペースもあります。

【こんな目的の人にぴったり】

■コミュニケーションを活発にし、情報交換をしたい

■コミュニティを形成したい

■新しい事業を始めるにあたって仲間をつくりたい

■アイデアを創造し、ビジネスに活かしたい

【デメリット】

▲個室空間ではないのでプライバシーは保護されない

▲聞かれたくない内容の通話の場合、毎回席を立たないといけない

▲人の出入りが激しく、集中力が途切れる可能性がある

▲固定席ではないので、気に入った席に座れるとは限らない

シェアオフィス(席が固定または自由・中コスト)

シェアオフィスとは、複数の利用者が同じオフィス空間を利用する形式です。レンタルオフィスが個別の占有スペースがあるのに対し、シェアオフィスに占有スペースは基本的にはありません。コピー機・プリンターなどのOA機器や、受付・会議室など利用者同士で共有できるものについては、予め用意されているので、揃える必要がありません。賃貸契約を行うより安価で利用でき、仕事場として高い機能を持ちます。コワーキングスペースと区別が難しいとされていますが、よりオフィス・事務感が強いものが多いです。

【こんな目的の人にぴったり】

■テレワークの支店として営業マンやデザイナーが作業する場所として使いたい

■コストを抑えて一等地のオフィスで仕事がしたい

■他の企業の人との交流もしながら仕事をしたい

【デメリット】

▲個室空間ではないのでプライバシーは保護されない

▲聞かれたくない内容の通話の場合、毎回席を立たないといけない

レンタルオフィス(個室・固定席・高コスト)

コピー機・プリンターなどのOA機器や、受付・会議室など入居者同士で共有できるものについては、予め用意されているので、入居者側で揃える必要がありません。個室でセキュリティも確保される上、入居したらすぐに仕事ができるのが魅力です。自分で事務所を賃貸する際に生じる様々なわずらわしい手続きが不要で、高いサービス力が人気です。光熱費などが月額に賃料に含まれているので経費上の手間がないというのも魅力の一つです。また、都心の一等地は賃貸で事務所を借りようとしても場所がない場合もありますが、レンタルオフィスでしたら、信頼を得られる一等地のハイグレードビルに入居することができます。

【こんな目的の人にぴったり】

■入居時の保証料などの初期費用をおさえたい

■士業などの開業の拠点として

■海外からの日本拠点として

■プライバシーが守られた個室空間が必要な人

■賃貸料を抑え会社の登記をお行いたい

【デメリット】

▲家具などが備え付けのものなので好きなようにカスタマイズできない

▲会議室の利用が有料の場合、月々の変動費が高額になる場合がある

まとめ:なぜ今コワーキング・シェアオフィスが注目されるのか

近年フリーランスや起業家が求めているものは、人と人とが繋がるコミュニティの場であり、自由にストレスなく使える快適な場所であり、しかもそこへ来ることでモチベーションが上がるような場ではないでしょうか。これは海外・国内問わずコワーキングなどが増加している本当の理由であるようにも思います。

一人で作業や仕事をするより、コミュニティの仲間と会話をすることでアドバイスをもらえたり、アイデアが浮かんだり、いい情報が手にはいる可能性が高まります。

また、熱量のある人が集まる場にいることでモチベーションが維持されると感じるようです。

最初は知り合いが1人もいなくても、その中の1人とお近づきになることで、メンバーを紹介してもらい、どんどん人脈がひろがるケースがほとんどです。

運営団体によって運営方法や利用形態が異なるため複雑化しているこれらのサービスですが、目的を仕事の作業場とするか、コミュニティ形成か、その両方かということで大きく分かれるのではと思います。

運営スタッフが積極的に利用者に介入し、他の利用者とのマッチングを行ったり、どんどんコミュニティ仲間を紹介したりする場所もあれば、「もくもく仕事するからほっといて」という人向けの一般カフェや図書館のような雰囲気の場所もあります。

あなたにとって求めていることは何かを明確にすることが大切です。

コワーキングスペースの場合、ドロップインなど1時間から単発で利用可能なサービスがあるところが多いので、まずは体験することから始めてみてはいかがでしょうか。

Busico.<ビジコ> 経営支援型バーチャルオフィス&シェアオフィス

Busico.とは:ビットスター株式会社が運営する「経営支援型バーチャルオフィス&シェアオフィス」です。

格安のバーチャルオフィスとしては10数年の実績があり、業界のパイオニアです!

銀座1丁目と梅田1丁目に拠点があり、梅田オフィスはシェアオフィスが併設させています。

バーチャルオフィスはなんと月額6,000円で利用できます。一等地にオフィスを持つにはとてもお手軽です。

梅田のシェアオフィスもこだわり家具仕様で月額15,000円です。

一般の方でも、梅田のシェアオフィスは1,000円から体験利用ができます♪(平日10時~18時)

大阪にお越しの際はぜひドロップインにてコワーキングスペース(シェアオフィス)をご利用ください。スタッフがご案内させていただきます。

Busico.のバーチャルオフィス・シェアオフィスともに住所利用(法人登記可能)・郵便転送・電話FAX転送・会議室(8時間分の無料ポイント有)サービスが利用できます。

会員価格で気軽に参加できる勉強会やセミナーがあり、会員同士のコミュニケーションも活発です。

オフィス契約をご検討の方は、ぜひBusico.銀座、Busico.梅田にもご見学にいらして下さいね!

Busico.に関する情報は公式HPをご覧ください。

https://www.busico.jp

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