Busico.:ご経歴をお話いただけますでしょうか。
清水さん:株式会社マハナコーポレーション清水周一とスタッフのシャシカントです。2005年に設立、東京・渋谷に本社があります。もともとは格安ホームページ会社として始めて、格安のホームページをたくさん作っていたんですけど、料金面で競争が厳しくなりすぎて。値段競争は辞めて方向性を変えました。
清水さん:もともと得意だった外国語を活かし、外国語のホームページづくりをウリにするようになりました。今はさらに拡張していて、「日本語のホームページを作りたい」、「日本のwebマーケティングをしたい」という海外のお客様がいらっしゃるようになりました。
Busico.:今年で14年ですね。御社のHPを拝見したのですが、対応言語がものすごく幅がありますね。
清水さん:ええ。でも実際に引き合いがあるのはほぼ英語・中国語ですね。その他の言語はめったにないです。
Busico.:外国語全般、どのように対応されているのですか?
清水さん:私やスタッフが完全に把握できているのは、日本語と中国語ですね。中国語は繫体字と簡体字の2つあるんですが両方対応しています。あと英語、タイ語、ヒンドゥー語ですね。全部ネイティブレベルです。それ以外の言語の場合は、提携先の翻訳会社でその言語のネイティブを探して、その人に翻訳してもらって、翻訳会社内でクロスチェックをしてもらっています。さらに弊社の社内で、その国の人をネットで探して、現地チェックもしてもらってます。
Busico.:表現や見た目に違和感がないか?などを現地の人にも見てもらう感じですか?
清水さん:チェックにおいて、その言葉の表現に違和感がないかっていうのは非常に大事ですが、現地のパソコンでその言語がきちんと表示されているかも重要ですね。日本で作った外国語ホームページは、日本語のパソコンで作っているので、日本語の文字が入っていても文字化けしないんです。ところが日本語に対応していない英語専用のパソコンだと、日本語の文字が入っていると文字化けしたりバグをおこしたりします。
Busico.:なるほど。ヒンドゥー語などはとくに違う感じに表示されてしまいそうな気がします・・・
清水さん:なりますね。
Busico.:清水さんは普段はHP制作統括マネージャーのようなポジションで動かれているのですか?
清水さん:そうですね。マネージャーの仕事と、何でも屋なので手が足りなくなったところに入ります。ソースコードを書くこともありますし、翻訳も部分的にやることもあります。あんまり経営者がそれやってちゃいけないんですけどね(笑)なかなか中小企業なのでそうはいかない。
Busico.:渋谷に本社があり、東京を拠点にご活躍されていますが、弊社の梅田オフィスをご契約いただいたきっかけや目的、実際使ってみたご感想をお聞かせください。
清水さん:もともと大阪に支社を出したかったんです、ずっと。理由の一つは、私の実家が西宮(兵庫県)だからというのもありますし、日本の経済を考えた場合、東京の次は大阪っていうのは当然の流れだと思いますので、「大阪に出そう。」っていうのはずっと考えていました。
清水さん:ただ、支社を出すにあたって、実際にオフィスを借りて人を雇っていけるかというと、まだそこまで大阪でのお客様も増えていないし、商売チャンスもまだ少ないので、とりあえず手軽に始められるバーチャルオフィスからと思ったんですね。そこで御社を見つけて、御社にお願いしました。
Busico.:ご契約いただいてだいたい1年ほど経ちますね。弊社のことはHPで知っていただいたのですか?
清水さん:はい。Busico.のHPを見て、内覧をしましたね。
Busico.:どんな印象をお持ちですか?
清水さん:印象というか・・・やっぱり大阪のお客様からの問い合わせが増えましたね。
Busico.:ホームページやお名刺にも「支社」と書いてくださっていますし、それをご覧になった方から問い合わせがくるといった形でしょうか?
清水さん:そんな積極的にはやってないですけども、名刺、ホームページに書いていまして。で、大阪の駅前第四ビルっていう、関西人ならだれでも知ってるようなビル名が出ているので、お客様も安心してくださっていますね。
清水さん:Busico.契約前にお客様からあった問い合わせで、「おたく大阪に支社はないの?」と言われたことがあったので、やっぱり大阪に支社がないとダメなんだなと実感しました。
Busico.:反響があったとのことお伺いできて嬉しいです。
清水さん:実際にお客様とお会いするのは制作過程で1~2回なんです。ですから、物理的に大阪にいる必要があるかと言われたら、必ずしもそうではないはずなんですけど、やっぱり人間の心理的な部分に影響するものがあって、大阪に支社があると安心だなっていうのがあるみたいですね。
清水さん:特に今日のセミナーでも冒頭でお話ししたんですけども、私が関西出身・実家は西宮にあって、梅田に支社があると紹介すると、親近感を持っていただける印象があります。東京の人が話しているという自己紹介よりも、気持ち的にも安心感があるんじゃないかなっていう気がします。
Busico.:今後のビジネスの展望を教えてください。
清水さん:ホームページ屋として、ホームページ作るのが実際の仕事ですけども、ゴールはホームページを作るだけではなく、やっぱりお客様。それから、お客様の先のお客様が幸せになってくれることなので、あくまでもホームページは道具に過ぎないと思っています。
清水さん:最終的にはホームページを使って集客されて、ホームページを見て、来て下さったお客様、つまり私たちにとっては『お客様のお客様』にあたるわけですけども、ホームページのおかげでいいサービスと出会えた、いい製品と出会えた、とお客様が喜んでくださったら、ホームページを作ってくださった『私たちのお客様』も喜んでくださるので、そうすると最終的に私たちにも幸せが回ってくるのではないかなという気がします。
Busico.:「お客様のお客様」の声を聞かれるケースってございますか?
清水さん:ありますね。ホームページのおかげでいいお客様ができたというお声をいただくことはありますし、ご丁寧にお客様の声を転送してくださる方もいらっしゃいます。
清水さん:お医者さんなんですけど、ホームページで秋田から患者さんが来てくれた。お医者さんは奈良の方なんですけども、治療に成功されて、患者さんはめでたく結婚出来て子供も授かることになった。「先生ありがとうございます。」って。素晴らしい話ですよね。
清水さん:そして、先生が、これは清水さんのホームページのおかげですよって、メールを転送してくださったのはすごく嬉しかったですね。ホームページを使って、お客様のお客様が幸せになったってことですよね。それを聞いて僕たちも幸せな気分になりました。
Busico.:そうですね、もっと聞きたくなりますよね。良いと感じていても言葉にしたり、メールで送ってくださるようないいお客様とのご縁が多いのは御社の社風がそうさせるのかもしれません。
清水さん:いえ、転送してくださった先生のお人柄、お客様のお人柄だと思います。
Busico.:本日のセミナーはいかがでしたか?参加者の皆さまの反応などは。
清水さん:すごく喜んで帰ってくださったと思います。
Busico.:制作会社さんも参加されていた印象がありますね。
清水さん:同業者の方も結構いて、根掘り葉掘り聞かれたので、大体話しちゃいましたけど、やっぱり外国語のホームページ制作っていう特異なノウハウなのであって、英語の翻訳プラス日本語のホームページづくりを足し合わせたものではないです。
清水さん:それを知らないで英語の翻訳をやって、ホームページにあてはめれば英語のホームページが出来上がるかといえばそれはまた別なんですよ。そうすると、やっぱり英語版のGoogleでも検索されないし、海外の人が見て違和感のあるホームページになってしまうんですね。
Busico.:どこの国の誰向けかというので、構成等も全部変わってくるんですか。
清水さん:技術的な要素は多々ありますし、それを知らないままで作ったら、見た目は綺麗であっても役立たない、検索されない、ひどい場合は文字化けするホームページになってしまう。という話をセミナーでしたところ、みなさん喜んで聞いてくださったと思います。参加者の方々と輪が広がったと思います。参加者が同業者でも構いませんので、またぜひセミナーに呼んでいただけたらいつでもしゃべりますよ!
Busico.:東京ではすでにご活躍かと思いますが、銀座にもBusico.ございますので、今日みたいな感じでセミナーを開催いただくことができます。Busico.コミュニティカレッジ講師応募から応募していただけたらと思います。
Busico.コミュニティカレッジを通してファンを獲得されて、Busico.講師をしなくても自主開催で収益を賄えるようになれば、いつも通りポイントで予約して会議室でセミナーをされる会員さんもいらっしゃいます。最初の第一歩、講師実績作りをBusico.がサポートさせていただいております。
清水さん:ありがとうございます。いいですね。わかりました。
Busico.:今日はインタビューにおこたえいただきありがとうございました。
清水さん:ありがとうございました。
清水さんの会社 株式会社マハナコーポレーションのHPはこちら