Busico.通信 [ 2019.09.09 Released ]

【第6回】会員様インタビュー 日本アジアインベストメント株式会社 並木由紀雄様

Busico.会員様インタビュー第6弾は、Busico.シェアオフィス(梅田)でベトナムのホーチミンエリアの市場調査・進出のための視察及び会社設立・各種ライセンス取得業務をされている『日本アジアインベストメント株式会社』代表の並木 由紀雄さん

 

Busico.:最近起業されたんですよね!いつでしたでしょうか?
並木さん:5月の末に新規設立致しました。

Busico.:2019年5月末に法人設立。おめでとうございます!
並木さん:ありがとうございます。

 

Busico.:どういうことを行う会社を作られたのですか?
並木さん:日系法人がベトナム進出する際の設立支援及び設立後の会計税務や監査が1つの柱。もう1つは、日本国内の教育関係のコンサルティングです。あとは組織再編とか経営全般に関わる、まぁ私が会計士なので、会計や財務に関わるMAとかも一緒に携わっていけるような全般的なコンサルティングを行うビジネスを考えています。

 

Busico.:会社設立の経緯としては、並木さんが公認会計士で、事務所を持たれてご活動されていたことと、実際にベトナムに行かれていたということでしょうか?

並木さん:はい、今実際にベトナムにお客様もいます。

 

Busico.:ベトナムにビジネス関係のパートナーさんがいらっしゃり、こういったビジネスで起業しようというのがきっかけだったんですね。

並木さん:そうですね。

 

Busico.:どうしてベトナムに注目されたのですか?

並木さん:自分のクライアントがあちらに進出するので、そのお手伝いでよく行くようになって、現地のサービスを拝見して思うところがあり、私だったらもっといいサービスを提供できるのに・・・と感じていました。日系の中小企業が進出するにはかわいそうだなという感覚を持ちました。そうこうしているうちに2年ほどベトナムからは離れることになりました。

 

並木さん:2015年くらいから、またベトナムに携わることになり、会計全般と設立後に面倒見れるような業務実績はあるので、私が会計事務所を作りたいという話をしたらぜひ一緒にやりましょうと言ってくれた人がいて、実際にベトナムでも仕事を行うようになりました。

 

Busico.:現地だけの会計法人と日本と現地を知る会計法人の違い、強みは何でしょうか?

並木さん:現地の会計事務所は、日本人スタッフがいたとしてもあまり日本の税務を知らない人がやっていることが多いんです。あまり日本での経験がないような方が結構多いんですよ。たいてい日系企業って、日本に親会社があって、ベトナムに店舗を作るっていうパターンが多いので、親会社とのやり取りの中でどういう処理をすればいいということも視野に入れながら、会社に損をせないようにアドバイスできるという点は私のアドバンテージとしてあると思います。

Busico.:意外と現地の人は日本の財務状況に精通されていないんですね。

並木さん:ですね。ベトナムではもうだめですっていうだけで、その先「どうしたらいいの我々?」そこまでのアドバイスはできないんですよ。

 

Busico.:そこを何とかしてできますよって言ってもらえるのは、助かりますね。

並木さん:じゃあベトナムでできないんだったら、どうやってスキームを組めば会社が損しないようになるのかっていうことでは、アドバイスはしないんですよね。現地の会計事務所って。

とにかくベトナムではだめですって言うだけで。じゃぁ会社として損しないようにするには、どういう風にベトナムで契約を結んだら日本で費用として認められるのかとか、そういった話までできないんです。それが一番聞きたいところなんです。

 

Busico.:ベトナム支社が損しないようにするためにはって言うところは一番聞きたいですよね。一番聞きたいけど、ベトナムでは日本のことはわからないし、日本ではベトナムのことはわからないという感じですよね。それを両方できてしまうのは御社の強みですね!

 

Busico.:2019年の5月末に、特化したサービスとして起業されたということでしょうか?

並木さん:パートナーが一緒にやりましょうといったのがきっかけなんですけども、3年現地でやってみて一番不足していたのは日本でのマーケティングだと気付きました。お客さんを集客するっていうことがうまくいってなかったので、そこをうまくできるように、日本での会社を作らなければいけないと必要性を感じ、起業しました。

 

パートナーOさん:日本っていうよりも、大阪関西でね、そういうことができる人がいないんですよね。東京に比べて。なので、関西にそういう会社を作ってみませんかということで招聘しました。

Busico.:関西でそういうことをされている人がいないから、拠点を探す形でこの界隈のバーチャルオフィス・シェアオフェスなど探されていたんですね。

 

パートナーOさん:私も毎日出ないだろうし、スタッフも週2回くらいだろうから、固定事務所を借りると大変っていうか、常に誰かいないといけないじゃないですか。こういうところの方が活気があって話題にもなって、道具を色々そろえる必要もないし。まだどうなるかわからないスタートアップの私たちにとっては、「移働型の会計事務所」にしようと決めました。

 

Busico.:何社か内覧された中でBusico.を選んでいただいたのでしょうか。

並木さん:5社回りましたね。

 

Busico.:決め手はどういうところでしたでしょうか?

パートナーOさん:価格的な面ももちろんありますが、場所と雰囲気

 

Busico.:どういう雰囲気ですか?

パートナーOさん:なんかねー、アットホーム。場所によっては、ほとんど口を聞かないっていうところもあるし。「電話は外で」とか、「会話禁止」とかもあるんですよね。

 

並木さん:電話は外でって言っている割には、電話ブースが用意されていないところとか普通にある。エレベーターホールに行ってください、みたいな。そういうところっておかしいと思うんですよね。公共の場で電話かけるの?

 

パートナーOさん:一人でやっていて、あんまり外部との接点がない場合はそれでいいんでしょうけども、我々の場合は結構電話したりとか何人かで話したりすることも多いので。それで選択肢としてはよかったかなって。

 

Busico.:ユーザーとしての使い心地はどうでしょうか?Oさんの1日の使い方、タイムスケジュールざっくりでいいので教えてください。

パートナーOさん:私は個人的に朝方なので、朝8時から2時とか3時まで使う日もあるし、もう一人のパートナーといるときは、6時までのときもあって、日によってですけども。この間土曜日に来たときは、セミナーの待ち時間に利用させてもらったんですけども、やっぱり立地がいいっていうのはいいですね。どこか行くときでもその間の時間を過ごすとかできるので。

 

並木さん:ここは土日も大丈夫なんですね?

Busico.:シェアオフィス会員様専用のセキュリティーカードあれば365日ご利用いただけます!なので、平日はお仕事をされて、土日はゆっくりコワーキングスペースで読書されたり、セミナー開催、交流会を企画される方もいらっしゃいます。

 

並木さん:毎月セミナーの予定とか貼ってあるくらいだから、横の繋がりができるのではないかと思いますね。場合によってはうちもセミナーやらせていただきたいですね。

Busico.:ぜひお願いいたします!その場合は会場費は無料で、広報宣伝など集客は弊社が行いますので、当日2時間セミナーや勉強会を行っていただけます。そこで参加者と知り合いになり、ファンになっていただくケースは多いんです。コンテンツはお任せなので、ぜひぜひご活用いただけたらと思います。

詳しくはBusico.HPの「コミュニティカレッジ」についてご覧ください。

Busico.コミュニティカレッジ

 

パートナーOさん:ベトナムはねやっぱりイメージが新興国なんですけども、実態は違うんですよね。特にホーチミンとか。ホーチミンはかなり都会です。一つの国の中の特別みたいな感じで。そういう意味では躍進している都市。その紹介をしていかないといけないかもね。

Busico.:海外のビジネスチャンスや「今こういうのキテる!」っていうのがあったら発信していただきたいですし、可能性を伝えていただけたらと思います!並木さん、Oさん、本日はありがとうございました!

 

日本アジアインベストメント株式会社様について、詳しくは下記HPをご覧ください!

https://www.nai-hcm.com/

 

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